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2018年01月31日

ドイツ・ニュルンベルク トイフェアー(国際玩具見本市) Vol. 10 ~メッセを終えて、小旅行~

今年も延べ4日間のニュルンベルク滞在。メッセは今年で8回目の訪問となりました。年々、出品者、来場者、共に減少しているのは否めませんが、今年の来場者数は気持ち多かったような・・・?


 ↓ ニュルンベルク市内を散策。市内の鉄道模型店で知人と偶然再会。彼の鉄道模型クラブ仲間が、「一緒に夕食に行かないか!」と、誘ってくれたので、皆で列車に乗って大人の遠足。行先はニュルンベルク中央駅よりICEで35分ほどのバンベルク。時間にも余裕があるようで、Regioでのんびりと向かいました。おじさん4名、お兄ちゃん1名と私(おじさん)の6名で楽しい遠足。車内では片言の英会話で盛り上がる。HOゲージのマニアやNゲージのマニア、超精密な貨車を造るマニアのおじさんに、メカ専門の超専門家のおじさん。あっという間にバンベルクに到着。バンベルクに来たのは8年ぶり。バンベルクは400年ほど前の「魔女狩り」で有名な地域。L1130331.JPGL1130292.JPG ↓ 駅から徒歩10分ほどのレストランを予約しているそうで、歩きながら仲間のおじさんが「バンベルク」の説明をしてくれた。バンベルクの旧市街地は25年前にユネスコの自然遺産に登録されたとのこと。バンベルクの歴史などを聞きながら、あっという間にレストランに到着。最初、私は人数に入っていなかっただろうが、レストランの予約カードには「6名」となっている・・・親切にも、途中で私の分を追加してくれたのだろう。ドイツ人の親切心には頭が下がる。BF1.JPGBF6.JPG

 ↓ このレストランはバンベルクでは有名な店らしく、入り口の外まで人が溢れている。予約無しではまずは入れないであろう地元の郷土料理店。メニューが配られたがドイツ語オンリー。模型クラブのおじさんが英語で翻訳してくれ、一番人気の美味しい豚肉の食事にありつけた。英語版のメニューもあったのだろうが、何が人気なのかはドイツ人に聞くのが一番!

 さすがは人気店、食べログで言えば評価4.0という感じだろう(実際、ドイツのGoogle口コミサイトでの評価は4.2だった・・・)。言葉の問題もあり、最初は話のネタがと思いつつも、携帯電話に保存されている様々な模型の写真が酒の肴となり、話題は尽きない。美味しいビール等をご馳走になる。ドイツのわんこは躾が良い!BF5.jpgBF3.JPG

 ↓ 宴もあっという間に3時間が経過し、友人がバンベルク駅まで送ってくれた。既に午後9時過ぎ、ホテルに着くのは順調に行って午後10時半。ICEで中央駅まで戻ろうと思い、券売機でチケットを購入するや否や、ミュンヘン行きのICEは40分の遅延との表示。友人が運行状況を調べてくれ、「ICEはもっと遅れるかもしれないので、先に出発するRegioで中央駅に戻った方が良い」と、教えてくれた。結果、それが正解だった・・・。友人とはバンベルク駅でお礼を言って別れる。L1130340.JPGL1130334.JPGL1130390.JPG


 ↓ ニュルンベルクでの滞在も今日が最終日。朝食の目玉焼きにベーコンを追加してくれた。サーモンもとても美味しい!近所の小さな郵便局へ立ち寄り、ニュルンベルク中央駅へと向かう。

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 ↓ ニュルンベルク中央駅に到着。駅構内にある本屋は鉄道関係の書籍や雑誌で溢れている。当然、メルクリンの雑誌も販売。IMG_2789.JPGIMG_2792.JPG
IMG_2786.JPGL1130585.JPGN_book1.JPGN_book3.JPG

 ↓ 中央駅のDB(ドイツ鉄道)ラウンジはリニューアルされ、擦り切れた革シートから座り心地の良い布地に替わっていた。各座席にはコンセントやUSB電源も設置されとても便利。少しは日本の鉄道も見習ってほしい・・・。IMG_2800.jpgIMG_2801.JPGIMG_2803.JPGIMG_2804.jpg ↓ これから高速列車 ICE 3 でデュッセルドルフ中央駅まで向かいます。ニュルンベルク中央駅からの所要時間は3時間36分。予約した座席は先頭のパノラマラウンジ席。ラッキーなことに貸し切り状態。フランクフルト中央駅で列車の方向が変わるため、それまで全力で車窓を楽しみます。出発直後、ドイツ鉄道の交通博物館(中央駅から徒歩7分程度の場所)を通過。L1130603.JPGL1130626.JPGL1130637.JPGL1130645.JPGL1130625.JPG

 ↓ フランクフルト中央駅で運転手交代となり、進行方向が逆となり出発です。とっても親切な運転手さんで感謝。その後もひたすら居酒屋状態・・・。L1130635.JPGL1130644.JPGIMG_2820.JPGIMG_2824.jpg

 ↓ ヴュルツブルク中央駅(Würzburg Hbf)、アシャッフェンブルク中央駅Aschaffenburg Hbf)、フランクフルト中央駅、フランクフルト空港駅、ケルン・メッセ駅を順調に走行。いよいよ、目的地のデュッセルドルフ中央駅(Düsseldorf Hbf)に到着です。デュッセルドルフは約5カ月ぶり。都会ではありますが、何だか落ち着く良い街です。中央駅には、1838年12月20日にドイツ西部で最初の鉄道がデュッセルドルフ~エアクラート(Erkrath)間(約10km)で開業したという記念碑が。その76年後、1914年12月20日に東京駅が開業している。なんだか、12月20日は鉄道の日か?IMG_2883.JPG
↓ 今夜は友人夫妻とお友達の4人でドルトムントへ。デュッセルドルフ中央駅からドルトムント中央駅まではICEやICで約1時間弱。ドルトムントと言えば、サッカーで有名ですが、今回はサッカーの観戦ではなく、クラッシックのコンサートへ。私にとっては、最高のご馳走です。ドイツではベルリンフィルに次ぐ人気の「バイエルン放送交響楽団」。指揮は超有名なラトビア出身のマリス・イヴァルス・ゲオルグス・ヤンソンス。75歳とは思えない、素晴らしい指揮者で「シューベルト」のグレートを堪能しました^_^

ドルトムント1.JPGIMG_2865.JPGドルトムント2.JPG

 ↓ ドルトムントの夜は寒く、ドイツ滞在中では一番の寒さ。無性にラーメンが食べたくなる・・・。帰りのIC車内ではビール祭り。そして、ホテルに戻り、バーで一人ビール祭り。ホテルのバーとは言ってもビール一杯500円程度。しかも、おつまみサービス。IMG_2873.JPG


 ↓ いよいよ帰国の日です。最終日は友人達とヴッパータール中央駅へ。そこからヴッパータール空中鉄道(Wuppertaler Schwebebahn)のモノレールに乗車。休日という事もあり、なかなかの混雑ぶり。

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 ↓ デュッセルドルフ中央駅に戻り、市内をぶらぶら散策。ドイツ人の友人も和食が好きという事で、日本人街でもあるインマーマン通りで禁断の「和食」に手を出します。ここデュッセルドルフは昔から日本人が多く、外国人に優しい街です。トルコ人が一番多いらしく、日本人の約3倍(約15,000人)が生活しているようです。ランチは禁断の「うな重」。肉厚な鰻で、予想以上の美味しさでビックリ。しかも、約1,700円とリーズナブル。日本のビールも堪能。日本からの輸入品かと思っていたが、どうやら違うらしい・・・。IMG_2885.JPGIMG_2895.jpgIMG_2886.JPG

 ↓ さぁ、最後は乗り鉄、撮り鉄三昧です。ケルン中央駅、ケルン・メッセ駅界隈まで乗ったり降りたり、戻ったり・・・。ICE3のフル編成は約400m、ホームの端から端まで往復すると約1kmと良い運動です。昨年12月にベルリン、ミュンヘン間で開業した高速新線開業の関係者がサインした「ICE3」発見!ケルン中央駅ではケルンのビール、「ケルシュ」を・・・やはりアルトビアの方が好み。L1140034.JPGL1140025.JPGL1140026.JPGL1140011.JPGL1140005.JPGL1140006.JPGL1140092.JPGL1140072.JPGIMG_2900.JPG

 ↓ デュッセルドルフ中央駅に戻り、中央駅からタクシーでデュッセルドルフ空港へ。最後の晩餐は友人と空港にある寿司屋で。前回は改装中だったので久しぶり。外国人に混ざり、帰国前に和食に飢えている日本人がちらほら。

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 ↓ 搭乗時刻も迫ってきたので友人と別れ、搭乗ゲートへと向かいます。ほんの少し時間があったので、出国審査前のルフトハンザ・ドイツ航空のラウンジで最後のアルトビア。どうも自分で注ぐと泡だらけ。IMG_2908.JPGL1140096.JPGIMG_2915.JPG


 ↓ 5泊7日のドイツ滞在も終了です。一杯(いっぱい)飲んで機内映画&音楽鑑賞。早くも「オリエント急行殺人事件」を放映していた。L1140128.JPGL1140107.JPG


 ↓ 熟睡し気がつくと日本海から新潟上空。着陸のアナウンスが始まる。また朝食を食べ損ねました。あっという間に千葉の九十九里。無事に成田空港に到着です。

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【メッセ紀行・完】